【シャトー】1854 年からの伝統あるシャトー・ペナンはオーナーのパトリック・カルテイロン氏が5代目。 現当主パトリックが父の後を継いだの は 1982 年であるが彼は 醸造学を修めた後、すぐに父親と仕事を共にせず、エノローグをして研究活動を熱心に行い、各アペラシオンの指導 に当たリ実践で経験を積む。アントル・ドゥ・メールの中央からドルトーニュ川に近いジェニサック村、ここでは40ha余りのブドウ畑を営む。このほかサンテミリオンにラ・フルール・ペナンというシャトーを営む。
【土壌】粘土と砂の土壌にローム層を含むことが果実味と上品なタンニンにつながるという。
【ワイン造り】完全無農薬有機栽培は天候に左右されやすいため農薬はまれに必要なときだけ最小限使用する方式の減農薬、リュットレゾネを採用。赤白いづれのワインでも常にコンクールの上位に入賞するなど高品質出安定したワイン生産者として定評があり、ギドアシェット等のワイン誌でも取り上げられている。ロゼはブドウを短時間浸食して皮や種を取り出す。醸しは赤ワインよりかなり短くフルーティさを大切にする。 日間発酵が続く。春に瓶詰めして出荷の準備。
2019ボルドー夏のオスカー賞受賞。
【味わい】カベルネのブレンド率が85%と、多く きれいなロゼ色に。赤ワインより渋みが少ないので夏は冷やして白ワインのように飲まれる。秋からは冷やさず軽い赤ワインとして重宝される。
したがって肉料理から魚料理、フランス料理から中国料理、その他の国の料理と幅広く利用できる。